さて今日はお盆ということで家族そろって墓参りに行ってきました。私の実家では父方と母方の両方の仏さんとお墓に行くのが毎年のお盆の恒例行事になっているのです。まあ彼岸の時にも同じことをするわけですがそのときは大体私は京都なので参加しません。
以下、おそらくこの日記をご覧になっている人にとっては何のこっちゃさっぱりな儀式だと思うのでそのつもりで。
本日は父方のお墓参り。家から15分くらい車に乗って山道をくねくね上って行きます。そして、小さな墓地(父の生家のある地区の墓地)にあるお墓に到着。。そのあと、墓に供えてある花への水やりと、墓石への水かけをして、ろうそくと線香に火をつけてお参りします。
実はこの水やりというのが結構めんどくさいのです。墓地まで水道が来ているわけではないので、池の水を吸い上げてためておいた水を使います。しかもこの水は墓から50メートルほど離れたところにあるので、そこまで水をくみに行かなければいけないのです。
水は「ひしゃく」を使ってバケツにすくってやります。そしてバケツいっぱいになるまで水をすくったらそのバケツを墓石のあるところまで運ぶわけです。はっきり言ってかなり原始的です。しかもそのバケツは重たいので、当然(?)男の私が運ぶ羽目になるわけです。まあ一年に何度あることでもないし、それほど苦にならないので喜んで引き受けるわけですけどね。
でまあ、その水を使って、花の水換えと、墓石への水かけをします。そして空いたバケツを風よけにしてろうそくと線香に火をつけます。うまく火がついたらそれを供えて、私たちみんな、数珠(じゅず)を持ってお参りします。
で墓参りが終わったあとは、父の生家に車でとことこやっていき、仏壇のところに行きます。その後、なんかしらお供え物の品をお供えして同じように線香とろうそくをつけて家族みんな交代でお参り(お祈り?)します。
そのあと、父の生家で親戚の人とおやつタイム。なんか、これがメインイベントになっているような気がしないでもないですが。伯父さんか伯母さんとか従兄弟とか従兄弟の奥さんとか。久しぶりに集まるためか(私はいつ行っても久しぶりなのですが・・・)話題は尽きないのでずっとしゃべってました。
私の就職の話とか、私たち兄妹の結婚の話とか・・・勝手に話を進めてくれちゃいます(笑) あとは従兄弟の子どもの話とか、他の親戚の話とか。私が把握しきれないほど多くの人間が、実はいろんなところにいるみたいで私には誰のことだか分からない話も多々・・・
まあこうやって何とも田舎っぽい(といったら怒られるかもしれませんが)儀式というかいうモノをやってきました。まあ来年からは東京に行くし、
万が一結婚したとしても和歌山に戻る気はないので、ひょっとしたら今年で最後かもしれないなぁって気でいるわけですが。そう思うと若干寂しいですねぇ。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
- 2005/08/14(日) 23:55:07|
- その他|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0